アベノミクスによろしく、を読んでの感想

 

【完結編】続・アベノミクスによろしく~アベノミクス失敗の「原因」まで解説~ - モノシリンの3分でまとめるモノシリ話

こちらの記事を読みました。

記事としての完成度はとても高いです。特に一番最初に出てくるグラフが、メッセージ通りの内容を鮮やかに示していて、素晴らしいなと感じました。

 

さて、その記事のをきっかけに考えた、政治に対する感想です。

  • 結局日本経済が好調でないのは、労働人口の減少やイノベーション不足といった経済の基本単位の悪化に寄るものではないか。政策どうこうの話ではない。
  • とすると、一国のトップといえど、そもそも大国の成長を大きく覆すような影響力は持っていないのかもしれない。そもそも民主主義としてガバナンスが効いていて、現実的にトップが取れる選択肢はほとんどなく、実は誰がやっても大きくは変わらないのでは(ここら辺は、100年予測ジョージ・フリードマンの考えを借用)。
  • もちろんシンガポールの近代化を大きく主導したリー・クアンユーのようなリーダーは入るにはいるが、小規模な都市国家であったり続投年数が長かったりといった、幾つかの条件が必要だろう。
  • よって、アベノミクスを解析したり、反対の意思を表明するために選挙に行っても、日本経済が良くなるわけではない。

完全な政治素人が、素朴に思った感想です。

以上。