自分の強みを知ってどうするか

前回お話したのは、人の強みは無意識で決まってしまっている、ということでした。

これだけだとあまりにも夢がないので、じゃあそれを知ってどうするの?そもそもどう知るの?という点を考えてみたいと思います。

 

大原則は、強みを活かした立ち位置を目指すこと

当然強みがあるなら、それを最大活かすことを考えるべきですね。弱みを平均に持っていっても、それは強みにはならないし価値につながりません。

 

強みの認識に大事なのは、現実の直視

強みを知るということは、同時に弱みを知ることでもあります。特に、強い憧れやこだわりがあると、その内容と現実にGapがある場合があります。その際にも自分自身を受け止められるかどうか。

ここを捻じ曲げてしまうと、強みではなく、ないものねだりで、弱みを平均に上げる努力をし続けてしまう、と言う現象が起きてしまいます。

 

自分の強みと、自分が好き、両方当てはまることを見つけたら勝ち

できることと、好きなことが一致していない、というのも本人にとってはあまり幸せでないでしょう。両者の間を見つけられるかどうか、が大事です。 

 

巷にある自己啓発本なんかでは、

「1週間で変われる」

「なりたい自分を実現できる」

と標榜するものが多く出回っていますが、私は凄く懐疑的です。無意識をそんなに簡単に変えるのは難しいでしょう。(特に、その本を読んで、特定のセミナーなどに誘導する類のものであれば、なおさら眉唾です)

それよりは、流れに逆らわず、むしろ流れを利用するほうが、結果的に上手くいくのではないか?というのが、今回の主張でした。

 

それでは。